目次
はじめに

「簿記」は、企業や個人の経済活動を数字で記録・整理するスキルを証明する資格です。
この記事では、簿記の概要、仕事内容や年収の目安、勉強方法、合格率まで徹底解説します。
簿記は国家資格?

結論から言うと、簿記(日商簿記)は国家資格ではありません。
主催は「日本商工会議所と各地商工会議所」で、いわゆる公的資格に分類されます。
ただし実務評価は非常に高く、経理・会計系の求人では国家資格級の扱いを受けるほど。
特に「日商簿記2級以上」は経理職の応募条件として指定されることも珍しくありません。
簿記とは?

簿記は、企業の活動を数字で“見える化”する技術です。
「お金の流れを記録して整理する」スキルであり、経理や会計の基本中の基本。
銀行や商社、メーカーなど幅広い業種で役立つため、就職や転職での評価が高い資格です。
簿記3級

- 立ち位置:入門レベル(公的資格)。学習時間およそ100時間。
- 合格率:40〜50%前後。
- できる仕事
- 小規模企業や個人事業主の経理補助。
- 会計ソフト入力や日常の仕訳処理。
- 年収・給料
- 簿記3級単体で大きな年収アップは難しい。
- 事務職で年収300万円台が目安。
- 受験料:3,000円前後
- 勉強方法・費用感
- 独学(テキスト+過去問)で十分合格可能。
- 通信講座なら スタディング:3,850円〜 と非常にリーズナブル。
- 大手予備校は数万円〜10万円と高め。
- 求人検索のコツ:「簿記3級 経理補助」「簿記3級 事務」
簿記2級

- 立ち位置:実務で評価される基準。学習時間200〜300時間。
- 合格率:15〜30%前後。
- できる仕事
- 中小企業の経理全般。
- 上場企業での経理補助、決算書作成補助。
- 年収・給料
- 経理職で年収350〜500万円レンジが一般的。
- 資格手当(月5,000〜1万円)を設定している企業も多い。
- 受験料:4,500円前後
- 勉強方法・費用感
- 独学も可能だが範囲が広いため、通信講座を利用する人も多い。
- スタディング:19,800円〜(3級+2級セット21,800円〜)
- クレアール:割引後 約35,000円〜
- TAC・大原:5〜10万円以上(手厚いサポートあり)
- 求人検索のコツ:「簿記2級 経理」「簿記2級 財務」
簿記1級

- 立ち位置:難関レベル。学習時間500〜800時間以上。
- 合格率:10%前後と低い。
- できる仕事
- 大企業の経理・財務部門。
- 税理士・公認会計士試験の受験資格が得られる。
- 年収・給料
- 経理の専門職で年収500〜700万円が一般的。
- その後、会計士や税理士を目指す人も多く、年収1000万円超えも視野。
- 受験料:7,800円前後
- 勉強方法・費用感
- 独学は非常に厳しい。
- 大原やTACなど予備校利用が一般的で 20万円以上 が目安。
- 求人検索のコツ:「簿記1級 経理 財務」「簿記1級 管理職」
まとめ
- 簿記3級 → 入門編。経理補助や事務職で有利。通信講座なら数千円で学習可能。
- 簿記2級 → 実務評価の基準。転職・キャリアアップに直結。コスパ重視ならスタディング、サポート重視なら大手予備校。
- 簿記1級 → 難関。経理のプロや会計士・税理士の登竜門。
簿記は国家資格ではないものの、就職・転職市場での評価は国家資格級。
特に2級以上は「経理・事務職を目指すなら必須」と言える資格です。
コスパ良く学ぶなら通信講座、大きな目標を見据えるなら予備校。自分の目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
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